痛風は古代より

痛風は昔からあるものなのですが、それが徐々に若年化してきて、そして女性までもがなる確率が高くなったと言われています。それは現代の食生活が以前よりも豊かになっていたからだと言っていいでしょう。昔の野菜中心の食卓と違って、現代では肉や魚が食卓に多く並びます。
そして、アルコール摂取も若いうちからよくするようになってきています。お酒は20歳になってからと言いますが、少しやんちゃな子たちは20歳になる前からビールなんかを飲んでる人もいます。
そのような人が、大人になってからもずっと継続してビールを多く飲み続ければ、痛風になる確率もグッと高くなるのです。今や、女性もそのような生活をしている人も多く、男性の病気だと言われていた痛風が男性・女性共になり得る病気になってきたと言われています。
今の自分の食生活を見直して、肉や魚を摂取するなとは言いません、野菜や海草類を増やして今の尿酸値を下げるということが大切になってくるのです。そして、水分もビールではなく、できれば水をたくさん飲むことをお勧めします。そうすると、尿により尿酸が上手く排泄できるでしょうし、尿酸値上昇も防げます。

痛風は日本では昔はあまりなかったと言われていますが、世界で見ると、特に西洋では古代から悩まされていたと言います。痛風を初めて発見した説は様々出ていますが、何が本当なのかは古代までタイムスリップでもしないと分かりませんね。
また、なぜ痛風は昔の日本ではあまりなかったか、そしてどうして西洋が多かったのかについてですが、昔の日本が今と違って食生活が大豆や野菜中心だったことから痛風になりにくかったのです。そして西洋は昔から肉類中心でしたし、身分が上の人ならよりなる確率は高かったでしょう。身分が低ければ、いくら西洋でも肉なんか高くて食べられなかったかもしれないのですから。
そういったことから、以前は痛風は「贅沢病」とまで言われていたのです。今では、日本の食生活も変わってきて、肉・魚中心になってしまいました。
だから、日本でも痛風にかかる人が増えてきたし、またファーストフードなどのインスタント食品により、不摂生な食生活から痛風の若年化も見えてきたのです。
痛風の初期症状を感じたら見るサイトでも色々と勉強した方がいいでしょう。